おひさしぶりです!

随分久々の更新になってしまいました。

あおいひぇんです!先月、1年間の交換留学を経て、無事に帰国しました!

 

留学中に更新したいことは数多くあったのですが、せっかく書くなら一つ一つの記事に丁寧に取り組みたかったこと、留学があまりに充実しており時間の余裕がなかったこと、目の前の日々を悔いなく楽しみたかったことから、ブログは少しお休みしていました。

とはいえ、自分用にまとめておいたいくつかの記事(ビザ発行の手続きや旅行のコツなど)を参考にしてくださった方々からは続々と連絡を頂けて、嬉しい限りです〜!

 

おかげさまで、留学は素晴らしいものとなりました。

 

今後もマイペースになるかとは思いますが、ドイツ留学、ドイツ生活、ドイツ語学習、旅行等に関する記事を更新していきます!

よろしくお願いします♡

 

あおいひぇん

あおいひぇん🌷帰国 (@aoichen_berlin) | Twitter

 

 

【初心者必見】お得に移動しよう!ヨーロッパ旅行の節約術【交通費編】

こんにちは!あおいひぇんです!

楽しかった春休みもあっという間に終わり、新学期が始まりました。

留学生活も残り数ヶ月。

目の前の1日1日を大切に、有意義に過ごしていきたいと思います。

 

 

さて、私が先日このようなツイートをしたところ、思いの外反響がありました。

今回の記事では、私がこの半年間で身につけた、“ヨーロッパ旅行をお得にするコツ”をまとめます!ヨーロッパ在住の方や旅行好きな方には当然の知識ばかりかと思うので、今後初めてヨーロッパを回りたい方、いま留学でヨーロッパに来たばかりの方に向けて書きますね。国際学生証については、この記事では割愛します。

お得な情報を新たにゲットしたら、その都度書き足していきますね!

 

 

ヨーロッパをお得に旅行するには?

旅行には様々なお金がかかります。渡航費、交通費、宿泊費、観光費、食費、雑費…

この中でも特に旅費を抑えられるのが、渡航費、交通費、宿泊費です。

この記事で焦点を当てるのはずばり、

ヨーロッパの都市間移動の交通費です!(宿泊費については次の記事で!)

 

 

交通費

都市間移動の交通手段は主に、飛行機・鉄道・バス。
ヨーロッパ内の移動は、日本国内のそれよりはるかに安いです!

お得に旅行をするために知っておきたいこと。

それは、自分のしたい旅行においてどの交通手段が適しているかを見極めることです。

以下、飛行機・鉄道・バスそれぞれの特徴を簡単にまとめます。

 

 

飛行機

メリット

LCC(格安航空会社)がとにかく安い!!!!そして速い!!!

移動に時間がかからないため、旅行の日程を有意義に使える

デメリット

LCCを取り扱う空港は市街地から離れていることが多い。

座席の広さ、快適さ、機内のサービスは最低限。(不満を感じたことはありません)

スーツケースの預け入れには追加料金がかかる可能性がある。

 

鉄道

メリット

便利で快適。車窓からの景色が綺麗。乗車もスムーズで分かりやすい。

国、州によっては乗り放題や回数制のお得なチケットがある。

近距離の場合、気軽に乗車して移動できる。便数が多いため融通がききやすい。

デメリット

長距離の場合、飛行機・バスよりもコスパが悪い

飛行機で1時間ほどのところに半日かかったり、バスと1〜2時間しか所要時間が変わらないのに、値段がそれらの2、3倍するのが普通。

また、夜行バスと比べると寝台列車はとても高いため、移動は日中が中心になり、貴重な観光の時間が削られてしまう。

 

バス

メリット

とにかく安くて便利

本数が多いため予定を組みやすい。

乗り場の多くが市の中心部にありアクセスしやすい。

夜行バスの場合、宿代わりになる。

デメリット

飛行機よりは時間がかかる。

座席の快適さは人によるが、他の乗客の良し悪しも運次第。

 

 

交通手段を選ぶのは楽しくて奥が深いです。

飛行機は高いイメージがありますが、1、2時間の移動ならバス・鉄道よりずっと安かったり。バスで一晩かけてお安くのんびり行けるくらいの近距離だと、飛行機ではずっと高かったり。鉄道のコスパだって常に悪いわけではなくて、特別なキャンペーン中は超お得になったり。

移動する都市の順番を入れ替え、様々な経路を検討するのはわくわくしますよ!

 

私のおすすめは、近距離ならバス、長距離なら飛行機か夜行バスです。

 

 

それでは次に、それぞれの交通手段をお安くするコツをまとめます!

 

飛行機

グーグルフライト

こちらがやはり、私の中では最強です!

航空会社をまとめて検索してくれるサイトは他にも数多くありますが、グーグルフライトが一番LCC(格安航空会社)を検索に含んでいるように思います。

また、日本語で誰もが簡単に調べられること、値段を見比べる機能が充実していること、サイトの検索速度が速いことなどからもおすすめできます。

とは言っても、「一体どうやって探せば良いの!」と。

以下、3つのパターンに分けて検索方法を紹介します。

 

 

①日程、目的地は指定せずにお安くいける場所を探してみる

私がよく利用するのがこちら!1番お安くなります。

普通、旅行するときは「この月のこの週末にこの都市に行きたい!」というのを確定させ、その条件を満たす便を予約するかと思います。

しかし、このパターンでは「それぞれの場所に1番安く行ける日程を検索」します。つまり便を自分の予定に合わせるのではなく、便に自分の予定を合わせるのです。

 

以下、パソコン版サイトのスクリーンショットを載せます。

 

まずはグーグルフライトのトップページに行き、出発地を入力します。

ここではひとまずベルリンにしておきましょう。

設定が往復、人数1名、エコノミークラスになっているかの確認もどうぞ。

次に、目的地を入力せずに検索をかけます!

その次に、日程の項目から変更可能な日付を選択します!

最後に、料金バーを思いっきり左(最低額)に動かしてみましょう!

そうすると、このような表示になります。

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このように、入力した出発地からそれぞれの目的地までの最安値と日程が一目でわかります!この地図に書かれている数字、もちろん往復料金です。

なお、この検索結果はよく変動するので、常日頃からチェックするようにしていると、たまにとんでもなくお得な便(往復10ユーロ以下など)が見つかります!

この方法でお安い便が見つかったって、都合の合わない日程ばかり!ということもあると思います。これは長期休暇や有給などを使った旅行に向いていますね。 

 

②目的地を決めて、お安い日程を探す

さて、行きたい場所は決まったけれどいつ行くべきか?そんな時にオススメなのが、グーグルフライトの日付グリッド料金グラフです!

 

①の検索結果で表示されたロンドンに行くことにします。

フライトを検索すると、日付窓の下にこれらの機能が表示されます。

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まずは日付グリッド。

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便利すぎる!!!

値段は常に、往路と復路の合計値。どの日程の組み合わせがお安くなるか、表で分かりやすくまとめられています。

この表を見ると、4月25日から5月1日までの期間、ベルリン-ロンドン間を30ユーロで往復できる便の組み合わせがこれだけあると分かります。お安い。

 

次に、料金グラフ。こっちの方が分かりやすいかもしれません。

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これは、日付グリッドをグラフでビジュアル化したものです。分かりやすい!!

同じ目的地でも、日程によってだいぶ値段の差があることが分かります。

吹き出しにある宿泊数を操作するとまた結果が変わるのでお試しください。

 

ちなみに、一度出発地と目的地を設定したら、カレンダーにも同様の表示が現れます。

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どこまでも親切ですね。

 

③日程を決めて、お安い目的地を探す

これは①と同じ要領です。目的地は入力せず、日程を指定するだけ。

①②よりは若干見つかりにくいと思います。

 

良いフライトが見つかったら、それぞれの航空会社のアカウントを作成し、予約してください!

 

飛行機利用の注意点

上述したとおり、飛行機にはいくつかデメリットがあります。

予約する前にまず、その空港がどのような位置にあるのか調べておいた方がいいです。

また、私のように留学中でヨーロッパに現在住まいがあり、リュック一つで旅行に行ける方はともかく、そうでない方は機内預け入れ荷物に追加料金が発生するか確認しておく必要があります。グーグルフライトの検索結果で、以下のマークが表示された便では、預け入れ荷物の追加料金を支払う必要があります。

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この辺りは各航空会社のHPや、航空会社ごとに詳しく説明されたブログなどを参考にしてください!

 

バス

FlixBus

ヨーロッパ在住でこの記事を読んでいる方から「はい出た」というコメントが飛んできそうです。こちら、ヨーロッパを毎日縦横無尽に走り回る長距離バス会社です。

その網羅度はいかほどか?スクリーンショットを撮ってみました。

(集合体恐怖症の方はご注意ください!)

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この通りです。いやはや、ここまでとは…!

このフリックスバスは、ヨーロッパを旅行する上で欠かせない交通手段です。

検索、予約、乗車、どれも簡単です。スーツケースは追加料金なしで預けることができます。

これに関してはお得な検索方法を紹介するというより、フリックスバスを利用することそのものがお得だということをお伝えします。

 

ただ、これもいくつかポイントをあげるならば、飛行機と鉄道との見比べを忘れないことです。特に飛行機。

交通費は、その手段の高価さよりも移動時間に関係することがあります。飛行機で1時間ほどで行ける場所の場合、バスで何時間もかけて行く方がずっと高いです。時間も大切です。例えばバスに12時間ほど乗り続ける必要があるなら、飛行機を使った方が良いでしょう。

かと言って、到着が早朝あるいは深夜になる飛行機を利用するよりは、夜行バスを宿代わりにした方が宿泊費が浮きますし、到着後すぐに観光を始めることができます。また、夜間のうちに移動できるというのは、期間が限られた旅行においては大きな利点です。

 

 

鉄道

鉄道をお得に利用するコツは、その地によります!!!

その国、州、都市によって、鉄道のお得な切符が売られていたり、いなかったり。

旅行の際にはぜひ、その地で使える特別な切符がないか調べてみましょう!

私が今まで利用したお得な切符は、バイエルンチケット(ドイツ・バイエルン州の多くの鉄道が1日乗り放題になる)や、GoPass10(ベルギーのどの都市にも格安で行ける回数券)です。FlixTrainの激安キャンペーンにもお世話になりました。

日本にJRがあるように各国には国鉄があり、オンラインで比較することでお得になる切符代金はタカが知れています。余裕を持って前もって購入しておくとか、特別なキャンペーン期間に購入するとかでない限り、驚くほどの割引は期待できないでしょう。

強いていうなら、日本語サイトの代理店に切符を購入してもらうのではなく、公式サイトから購入した方が手数料がかかりません。

 

また、ヨーロッパ乗り放題切符の話を聞いたことがある方もいるかもしれません。いちいち予約不要で楽、時間の融通がきく、予定変更に対応できる、簡単、便利…ということを考えると大変魅力的ですが、お得を重視するなら個人的にはおすすめしません。

なぜなら、その類の乗り放題切符は、国や州をまたぐ長距離を日々移動して初めて元が取れるようになっているからです。つまり、遠く離れた都市を移動し続ける分にはいいですが、近距離の都市を回る場合、上述の州チケットの類を購入した方が安くなります。バスを利用するとはるかに安くなるでしょう。1日1万円相当の乗り放題切符を使って、電車で5000円、バスで3000円の移動しかしないとなると、損ですよね。

ならば長距離を移動し続けて、行ける範囲を最大限回ればお得かというと、そうではありません。せっかくの旅行、日中のほとんどを鉄道で過ごすことになるからです。これは勿体無いです!毎日毎日移動できるわけでもありませんしね。

 

 

 

以上、私が旅行する際、交通費を節約するために心がけていることでした!

今後ヨーロッパを旅行する予定がある方の参考になれば嬉しく思います。

皆さんが知っているお得な情報があればぜひ教えてくださいね!

 

次の記事では、宿泊費を節約する方法について書きたいと思います!

 

 

 

あとがき

私は留学を開始してからというもの、ヨーロッパをあちこち旅行して回っています!旅行の様子はTwitterにて、ハッシュタグ #aoichen_reise でまとめています。

 

このように頻繁に旅行記を投稿しているとよく受けるのが、「どうしてそんなに旅行できるのか(お金の余裕があるのか)」という質問。私も日本に居たら間違いなくそう思っていたでしょう。私も留学するまでは、まさか自分がこんなに旅行できるだなんて思ってもいませんでした。

ここで私が言っておきたいのは、決して私は旅行に大金をつぎ込む余裕のあるほどお金を持っているわけではないということです。むしろ、お金は普段なるべく使いたくないタイプで、物もあまり買いません。日本に居た時から変わらないのは、「お得」が好きだということ。「いかにお得に賢く生きられるかどうか」は、私が生活で大事にしていることの1つです。

参考までに、私が今まで「お得な旅行」について言及したツイートをいくつか紹介します。

 

そりゃあ勿論、旅行はしないよりはする方がお金がかかります。

私が積極的に旅行しているのは、「旅行が好き」「人、土地との出会いが好き」「世界史が好き」…といった理由からですが、それを実現可能にしているのは、またその意欲となっているのは金銭面にあります。現在ドイツに住めているというアドバンテージを最大限に活用するには、旅行は欠かせません。

というのも、帰国後の人生で行くより、今行ったほうが安い!

帰国後またヨーロッパに来ようと思うとその都度、往復の渡航費がかかります。こちらに着いてからの各都市の移動も、常にスーツケースを持ち運ぶことになります。となると格安航空では追加料金が発生することがあります。また、社会人になると交通機関や観光施設での学割が効かなくなります。お金以外の問題(体力、休暇、友人との日程調節、…)も色々とありますね。

 

 

旅行、楽しいです。

学ぶことばかりです。

 

この記事によって、私の発信によって、どこかの誰かの背中を押せていたらそれはとても幸せだなあと思います。

 

長くなりましたが、今後も学業、遊び、何事も楽しみながら前進していきます!

読んでくださって、ありがとうございました!

 

あおいひぇん

あおいひぇん🌷 (@aoichen_berlin) | Twitter

 

 

 

 

 

【必要書類を集めよう】ドイツ交換留学!学生ビザの申請【担当者による国】

皆さんこんにちは!あおいひぇんです。

期末試験も少しずつ終わり、もうすぐ春休みです!

楽しみ〜〜!

 

 

さて、今回はドイツでの学生ビザの申請(交換留学生の場合)について説明します。

ドイツに来る前、一番不安だったのがこれでした。ただ、結論からいうと、時間に余裕を持って計画的に準備をすればまず問題ありません!

 

 

はじめに

私が交換留学しているベルリン自由大学には、外国人局へのビザの申請を代行してくれるサービスがありました!留学生向けにこのようなサービスがある大学は他にもあるようです。私はこれを利用してビザを取得できたため、外国人局での手続きは個人的に経験していません。したがって、この記事では必要書類の収集に焦点を当てつつ、代行における注意点にも触れたいと思います。

今後留学を控えている方は、この点について早めに確認しておきましょう。

 

ビザとは

ビザ Visum とは、簡単に言えば入国・滞在・出国を許可する証明書のことです。ただ、私たちは日本のパスポートを見せることで、入出国および90日以内の滞在はビザなしで行うことができます。
今回私がお話しするビザは、Aufenthaltserlaubnis(滞在許可)と呼ばれるものです。この学生ビザは、日本で申請することができません。ドイツに到着後、外国人局 Ausländerbehörde に必要書類を提出することで発行してもらえます。90日以上ドイツに滞在する留学生は、必ずこれを取得しなければいけません。

 

必要書類 

以下が、ビザ申請に必要なものです。

  1. パスポート
  2. 証明写真
  3. ビザ申請用紙
  4. 住民登録の証明書
  5. 保険加入の証明書
  6. 留学先大学の入学許可証
  7. 留学資金の証明書
  8. 手数料
  9. 予約票

さて、簡単に並べてみましたが、これらは一朝一夕で収集できるものではありません。というのも、それぞれの証明書を取得するためにまた別の予約をし、その必要書類を提出する必要があるからです。一つ一つに留意事項を書いていきます。

 

パスポート:私は、上述の通り大学のサービスを利用してビザを申請しました。大学側が申請を代行してくれる代わりに、約3週間パスポートの現物は手元にありませんでした。(証明印付きのコピーは貰えましたが)海外旅行や、スマホのSIMを店頭でアクティベートしてもらう際など、現物が必要になることもあるので、サービスを利用する予定の方は注意してください。

 

証明写真:これは日本で撮っておきました。もちろん、ドイツでも撮れます。

 

ビザ申請用紙:これが面倒でした!!!書類4枚に、自分と家族の詳細な個人情報を記述し、滞在に関する質問に回答します。用紙は住民局や大学で受け取るか、外国人局のサイトからダウンロードできます。

 

住民登録の証明書:これを提出しなければいけないというのは、つまり、あらかじめ市役所で予約を取って住民登録を済ませておく必要があるということです。

ドイツに来てまず最初に行うべき手続きが、この住民登録です。これがないと何もできません!住民局の予約は埋まっていることが多いです。私は早朝にサイトを確認し、当日キャンセルで空いた枠を予約しました。また、登録の際には貸主との賃貸契約書を提出するため、その前に寮の管理局に出向く必要もありました。

 

保険加入の証明書:ドイツで新たに保険に加入するか、日本の保険の証明書を提出し加入を免除してもらう必要があります。私は慶應指定の保険に加入していたため、その証明書のPDFをAOK(ドイツの地域健康保険組合)にメールで提出することで、免除の証明書を貰うことができました。

 

留学先大学の入学許可証:これを取得するためには、大学での学籍登録が必要です。(留学決定の通知書といったものでも代用可能かもしれません)学籍登録の際には、上述の住民登録の証明書、保険加入の証明書を提出し、ゼメスターチケットの代金を支払います。

 

留学資金の証明書:ビザを発行してもらうためには、滞在に十分な資金(720ユーロ/月 8620ユーロ/年)があることを証明しなければいけません(2018年現在)。そのため、銀行口座の残高証明書奨学金の受給証明書(あるいはその両方)を提出する必要があります。

ここが要注意です!このうち、銀行口座の残高証明書のルールが2018年に変更されました。それまでは父母および自分の日本の銀行の口座が発行したものも認められていましたが、2018年からはドイツの銀行で閉鎖口座 Sperrkonto(月に引き出せる額が指定されている)を開設し、証明書を発行しなければいけません。

つまり、銀行に予約をして(あるいはネット銀行を利用して)閉鎖口座を開設し、日本の口座から送金する作業があります。

私は奨学金の受給証明書を提出したので、閉鎖口座は開設していません。持っているのは普通口座のみです。日本の銀行で発行した英文の残高証明書は、折角持ってきたのでついでに提出しました。

 

手数料:56ユーロかかりました!

 

予約票:外国人局で手続きをする人は、サイトでの予約が必要です。

 

以上が必要書類です。「この書類がないと次の段階にいけない」という場面がいくつかあるのが分かったと思います。住民登録→保険加入または免除→学籍登録→閉鎖口座開設の順番で行えば、基本的に問題ないでしょう。

 

手続き

外国人局の予約を取り、上述の書類を持って向かいます。当日に早朝から並び整理券を取る方法もありますが、やはり予約が確実です。

外国人局の職員が厳しいというのはよく聞く話ですが、必要書類を不備なく提出し、最低限の受け答えができれば、困ることは特にないのではないかと思います。不安な方は、ドイツ語がよくできる知人に同伴してもらえばいいかもしれません。

 

ドイツのお役所でよくあるのが、担当者によって扱いが違うということです。

日本の銀行が発行した残高証明書がやはり受け入れられなかったという人がいる一方で、それで何とかなったという人もいます。指定は閉鎖口座のはずなのに、普通口座の残高証明書で申請できた人もいます。ドイツ語ができないために苦労した人もいれば、全て英語で手続きできた人もいます。同じ銀行のはずなのに、口座を開設させてもらえた人、もらえなかった人がいます。これらはよく起こることです。

ドイツは日本よりマニュアルの優先度が低く、担当者の個人裁量による部分が大きいように感じます。大切なのは、ドイツ語で意思疎通を図ろうとする意欲を示すこと、その手続きの必要性を訴え納得してもらうことです。

 

おわりに

学生ビザの申請、これは留学生がはじめに取り組む課題といえます。全てを一度に読むと気が遠くなりますが、一つ一つ正しく段階を踏めばビザは必ず取得できるはずです!

苦労する、面倒である、ということが予め分かっていることでも、ゲームのミッションをクリアするような気持ちで向き合えば楽しくなります。実際、これらを乗り越えてビザを得たときには達成感がありました!

この記事を読んで、今後留学を控えている方が、必要な手続きの全体図を把握できたら嬉しく思います。応援しています!

 

 

あおいひぇん

あおいひぇん🌷 (@aoichen_berlin) | Twitter

 

【出願・選考から】超解説!交換留学の手続き 【いざ!留学開始まで】

新年、あけましておめでとうございます!

あおいひぇんです。

今年度は引き続き留学生活を謳歌しながら、ドイツに関する情報発信やイベントの企画・運営、また個人の作品制作など、楽しんでやっていきたいと思っています!

自分の生き方、働き方についてよく考える年にしたいですね。

 

 

さて、今回の記事、テーマは交換留学

現在私が行っていることです。

ここでは私の経験と照らし合わせながら、交換留学の手続きを時系列で説明します!

以下の内容は全て私(慶應義塾大学からベルリン自由大学)の場合であり、出身および留学先大学によって違う部分は当然あります。詳しい制度や日程は、各々の大学の留学課のサイトを参照してくださいね。

ただ、手続きの大まかな流れは大学ごとで特に大きな差はないと思います。

今後、交換留学を志す方の参考になりますように!

 

まずはじめに!交換留学とは?

留学と一口に言っても、語学習得を目指すものから海外の大学で専門的な授業を受けるものまで、様々な形態があります。

休暇を利用して現地の語学学校や協定校が行うプログラムに参加する短期留学もあれば、休学中に私費で行う長期留学もあり、まずは自分に合ったものを探すことが重要です。

とはいえ、その中でも交換留学は、その制度の特徴から、多くの人が「留学」と聞いて想像するイメージに1番近いかもしれません。

 

交換留学とはその名の通り、自分の大学と協定を結んでいる海外の大学での長期の留学です。大学間における、学生の交換です。期間は、慶應の制度では原則1学年間(2学期間)ですが、1学期間のみの選択ができる大学もあります。

交換留学の主な特徴は以下の通りです。

  • 世界(トップレベル)の大学で学べる
  • 海外生活を長期で経験できる
  • 留学中に取得した単位が卒業単位と認められる
  • 留学期間を在学年数に含められる場合がある
  • 出身および留学先大学からの支援(奨学金など)が得られやすい
  • 学内選考があり、希望の大学に通えるかは分からない
  • 学費は出身大学に納めなければいけない
  • 出身大学指定の保険に加入する必要がある
  • 私情での留学中止は原則不可

大学を介するというその性質上、融通が効いて安心な部分もあれば、少々窮屈な部分もあるのが交換留学だと思います。出身大学の代表になるわけですからね。

 

それでは、手続きについて説明します!

 

交換留学の手続き 〜出願・選考編〜

私は、留学開始の約1年前(大学2年時)から準備を始めました。

2017年9月 留学を決意

   10~11月 情報収集、自己分析

    12月 願書作成、出願

2018年1月 一次選考結果発表

    2月 二次選考(面接)、結果発表

これらの過程を経て、私は交換留学生として認められました。

 

まずは出願について。これが最初で最大の関門かもしれません。

そもそもの出願資格(最低限の成績や学年の都合など)は大学ごとに違うので割愛しますね。

提出書類は、願書に加えて顔写真・学業成績表・語学能力証明書・誓約書です。

願書には、以下の項目についての記入が必要です。

  1. 学生情報

  2. 履歴

  3. 志望理由

  4. 留学先での学習・研究計画

  5. 大学別志望理由

上2項目は、名前・所属・生年月日・住所・経歴・過去の海外渡航歴・課外活動歴…といった、すぐに書けるものです。

しかし、その下3項目は時間をかけて考える必要があります。「10~11月 情報収集、自己分析」はこの準備のことを指しています。これらは日本語に加え、留学先大学使用言語(私の場合はドイツ語)で書く必要がありました。

具体的には、

志望理由、学習計画:それぞれ日本語800文字程度 / 500words程度

大学別志望理由  :大学ごとに日本語100-200文字 / 60-120words

このあたりは大学によって違うので、確認してください!

私は第一志望のベルリン自由大学に加え、第二、第三志望まで書いて提出しました。

留学先の大学をどう選ぶか、私はどう選んだかに関しては、また別の記事で書きたいと思います。協定校別の募集要項を熟読して、学習内容、求められる言語レベル(語学証明書が必要な大学もある)、都市、文化、環境、物価…様々な観点から吟味すれば良いですね。

 

さて、次は二次選考!面接です。

面接は一人ずつで、約15分。面接官は3人で、そのうち1人は留学予定国の人(教授)です。面接は日本語と留学先使用言語の両方で行われます。

基本的には、提出した願書の内容と留学への意欲があるかの確認をされると考えてください。私の場合、最初に日本語で志望理由について細かく聞かれた後に、ドイツ語での簡単な質疑応答がありました。願書を丁寧に書いていれば、聞かれて困ることは特にありません。もしも答えに困るようなことを聞かれた場合には、「今後それを調べたいと考えている」といった旨の前向きな返事をすればいいかと思います。

厳格な選考というよりは、「大学の代表として留学に行かせても問題のない人柄か」を確認する、受からせる作業のようなものかもしれません。とはいえ、留学先によって倍率や質問内容の難易度は変動すると思うので、一概に言うことはできません。

これについては需要があれば詳細に書こうと思います!

 

交換留学の手続き  〜留学先大学への出願・学内手続き編〜

 2018年4月 留学先大学へ出願

     5月 入学許可(これでやっと確定!)

      パスポートの更新

     6月 学生寮の申し込み

         航空券の手配

         保険加入

     7月 留学申請書の提出

         奨学金の申請

     8月 必要書類の最終確認

       引越し

     9月 渡航、留学開始 

さて、学内選考を通過しても、まだ終わりではありません。実は、とても重要な行程が残っているのです。それはずばり、留学先大学への出願!これで入学を許可されて初めて、留学が確定します。大変ですね。

しかしご安心を。提出するもののほとんどが、学内選考の際に既に準備したものです。

追加で求められる書類といえば、学業証明書、健康診断書(ともに英文発行)でしょうか。教授からの推薦書であったり、財政能力の証明書を求められることもあるかもしれません。必要書類は早めに集めましょう。

この時期に、パスポートを更新しました。滞在予定期間をカバーしているものでないといけません。パスポートがなければ航空券も取れませんからね。

 

続いて大事なのが、宿舎の手配

私はこの時期、大学と提携している学生寮の管理会社のHPを毎日チェックして、応募フォームが開くのを今か今かと狙っていました。そのおかげで、住居の需要が爆発しているこのベルリンという都市で、なかなか良い条件の部屋を得ることができました。

学生寮の他にも、住居の形態は様々です。その辺りのことも含めて、いずれ記事を書きたいと思います。

入寮できる日が確定した段階で航空券を手配し、その渡航日に合わせて保険に加入しました。この保険は、交換留学生は絶対に加入しなければいけない指定のものです。

 

また、この時期に留学申請書を提出しました。入学許可証、履修予定の講義、専攻の教授の捺印が必要です。

奨学金の申請もしました。どんな奨学金をどの程度貰っているかについては、また別の記事で書きたいと思います。

 

私は東京で一人暮らしをしていたので、これらの作業に加え引越しをしなければいけませんでした。これが一番大変でした!試験期間留学の手続きをしながら、不動産・水道・電気・ガス・ネット・保険その他を解約し、家具家電を処理し、荷造りを済ませました。日中は引越し作業、夜は送別会と、この時期は最大に忙しかったです。

一度実家に荷物を全て運び、2週間ほど家族と過ごしてから、ドイツに飛びました。

 

その他

この他にも、細々とした作業は山程ありました。各種の契約の住所変更や、iPhoneSIMロック解除残高証明書の発行留学先に持っていく衣服・食料品・常備薬の調達メガネの新調歯科検診、…数えたらキリがありません。

思い出し次第、追記します!

 

おわりに

以上の諸々の手続きを経て、交換留学が実現しました。

いかがだったでしょうか。案外大変なのだなあと感じた方もいるかもしれません。

私は自分のこの記事を、留学前に読みたかったです。笑

そう思えるほど、一つ一つに向き合っていた当時は忙しく精一杯でした。ただ、どんなに大変な作業であっても、このように全容を把握しているかいないかでは気持ちがかなり変わると思います。今、交換留学を志している方が、自身のTo Doを最後まで見通すことができたら、この記事が一つの指針になったら、とても嬉しいです。

 

こうして書いてみると、過去の自分を褒めてあげたくなりました。よく頑張った!と。

あまりに手続きが多く大変だったため、書くのには少々時間がかかってしまいました。

しかし、自分が留学前にどれだけのことをやり遂げたかというのを、自分の言葉でまとめることができて満足しています。達成感があります。

この一連の手続きは、確かに大変で面倒なことも多かったのですが、これを乗り越えてこその今の幸せな時間だなと感じています。

 

こうしてやっと留学が実現したかと思えば、現地についてから行うことがまた山のようにあります。問題も沢山起こります。そう簡単にうまくいきません。ただ、それらも全て面白いのです!

次は学生ビザの申請について、記事を書きたいと思います!

 

読んでくださって、ありがとうございました!

 

あおいひぇん

あおいひぇん🌷 (@aoichen_berlin) | Twitter 

 

私とドイツ語

こんにちは、あおいひぇんです!

今回は、私がドイツ語と出会ってから今に至るまでの経緯をまとめたいと思います。

 

はじめに

私のドイツ語歴は2年半(2018年12月現在)で、B2に合格しています。

 ※留学後追記

帰国前に受験したC1試験に無事合格しました!

 

 

 

とは言っても、私のドイツ語はまだまだ未熟です。自分の実力不足を痛感することもしょっちゅうです。同時に、「私、やればできるじゃん!」と自分を褒めてあげることもあります。

この記事は、自分の軌跡を残しておきたいという私の自己満足にすぎません。今後の成長もまた書き足せるように、とりあえず現状までを記録しておこうという趣旨です。

ただ、「いつからドイツ語を始めたんですか?」「なんでドイツ語をやろうと思ったのですか?」という質問はよくいただきます。それらの回答としてこの記事を使えればいいなと考えています。

また、初級〜中級レベルにおいてどのような資格試験や大会があるか、私が何をモチベーションとしたか等の紹介は、もしかしたら誰かの役に立つことがあるかもしれません。今後ドイツ語学習を検討している方、ドイツ語を学習し始めた方の背中を少しでも押せるかもしれません。

 

私は、ドイツ留学を志して大学に入ったわけでは全くありません。昔から海外、ドイツへの高い意欲を持っていたわけでもありません。それまで海外に出たのは家族旅行のハワイと修学旅行の台湾のみで、ドイツ語を始めたのは大学に入ってからです。語学がもともと得意なわけでもありません。いろいろな偶然が重なり合って、その都度楽しそうな選択をし続けた結果、気がついたらドイツにいたのです。

 

2016年 ドイツ語との出会い 

春:大学入学、第二外国語としてドイツ語を選択

秋:独文学専攻を検討する

冬:独検4級に合格

よく、「なぜドイツ留学?」と聞かれることがあります。答えてしまうと、「たまたま選んだのがドイツ語だったから」です。

慶應合格後の春休み、第二外国語を選択する必要がありました。当時は、「うーん。どれでもいいなあ。漢字が苦手だから中国語はやめようかな。ちょっとイタリア・スペイン語は履修者がパリピっぽいし(偏見)、フランス語はキラキラ女子が多くて眩しそうだし(偏見)、おとなしそうなドイツ語にしようかな。単位が来たらそれでいいし」くらいのノリで決めました。

そして大学入学。大学1年時は学業よりも、初めての東京生活を楽しむことばかりを考えていました。事実、ドイツ語に対してのモチベーションはほとんどなく、授業は留年しない程度に適当に受けていました。ネイティブの授業では意識が飛んでいました。試験前の勉強はろくにしませんでした。成績はA〜DまであるうちのB、普通でした。

ところで、慶應の文学部では2年生から専攻が決まります。当時の私は、特に心に決めた専攻はありませんでした。そんな折、専攻を選択する時期になって、「独文学専攻は緩くてアットホームで楽だ」という噂を聞きました。それは怠惰で不真面目な私にとって魅力的な情報でした。それに、ドイツ語の授業のやる気はなかったものの、独文学専攻所属のドイツ語教授のことはとても好きでした。優しくて、面倒見が良くて、学生を大切にしていて。そんな教授が沢山いるのなら、きっといい専攻だろうと思いました。

制度上、私達は他専攻の授業もそれなりに取ることができます。しかしドイツ語は、専攻でみっちりやらないと運用レベルに到達するのは難しいでしょう。となると、「他専攻のおいしいところだけ(興味のあるところだけ)をつまみ食いしつつ、他専攻の人はそう簡単に得られないドイツ語能力を手に入れ、おまけに楽で楽しい大学生活ができるなんて最高にお得なのでは?ドイツ文学はこれからやろう」という考えが浮かびました。

ちなみにドイツ語能力に魅力を感じたのは、クラシック音楽の教養があるとか、ビールが好きとかではなく、ただ「なんかかっこいいから」。それだけです。

以上の諸々の理由から、私は独文学専攻を選びました。

そうなると、入学後ずっと怠けていた分の遅れは、専攻に所属する前に取り戻さなければいけません。そこで、まずは「ドイツ語の授業を約1年受けたら受かる」と言われている独検4級に申し込みました。当時はまだ接続法などの文法は習っていなかったので、少しだけ教科書を予習しました。結果は合格。後期の成績はAをもらえました。

 

2017年 ドイツ語初級〜中級

春:大学2年生 独文学専攻に所属

  独検3級と2級に合格

夏:ドイツのデュッセルドルフにて、ゲーテの語学コースを1ヶ月受講

秋:ゲーテB1を取得

  交換留学志望

冬:上智大学主催のドイツ語弁論大会 Deutscher Ringにて入賞

  獨協大学主催の天野杯ドイツ語弁論大会 朗読の部にて入賞

この年の成長が一番著しかったと思います。やればやるほど伸びる時期です。

さて、私は独文学専攻に所属しました。噂通りのアットホームな楽しい専攻で、教授陣はお茶目で可愛く、少人数のため同期とはすぐ仲良くなれました。

私は高校時代からそうなのですが、予習・復習をする習慣があまりありません。課題をしっかり行い、提出するのも得意ではありません。計画性がなく、思いつきで行動をするので、目先の楽しいことばかりを優先してしまいます。そんな私でも何とかなったのが、この専攻でした。ドイツ語講読の授業では自分が訳す前まで意識を飛ばし、訳す際は手元の和訳本でネタバレをしながらその場をやり過ごしていました。

ただ、そんな授業の受け方であっても、初級〜中級レベルの成長は目に見えて分かるものです。文法は1年生で一通りやったので、語彙さえ補強して場数を踏めば、それなりに読めるようになります。そこで、軽い気持ちで夏の独検の3級と2級に申し込みました。結果はダブル合格。2級は運が良かったです。

ドイツ語だけでなく、ドイツ文化・ドイツ世界に興味を持った私は、1年間の長期留学を考えるようになりました。しかし私は、ドイツどころかヨーロッパにすら行ったことがなかったので、まずはお試しで生活を体験しようと、夏休みはゲーテ・インスティトゥートの語学コースに参加しました。デュッセルドルフを選んだのは、日本人が多く住んでおり、日本食には困らないという話を聞いたからです。そこではB1の授業を受け、帰国後は東京のゲーテでB1を取得しました。約3週間のドイツ生活はとても楽しく快適で、ここで1年間大学生活をしたいと決意し、交換留学の準備を始めました。

冬は、二つのドイツ語弁論大会に参加し、どちらも賞をいただきました。冬には独検の準1級を受ける選択肢もあったのですが、時期が重なっていたことと、何より実力不十分であったことから、大会を優先しました。今思えば当時の自分のドイツ語力は大変拙いものであったのですが、結果、賞をいただいただけでなく、他大の独文の教授や、帰国後の先輩、同時期に留学予定の学生など人脈を広げることができたので良かったです。

 

2018年 ドイツ語中級〜

春:大学3年生 ゲーテB2に挑戦、不合格

夏:交換留学の準備

秋:交換留学開始

  ゲーテB2を取得

冬:現在

春休みには、ゲーテのB2を受けました。結果は1.5点足りず、不合格。当然落ちるものだと思っていたので、予想以上の得点には驚きました。なぜ当然落ちると分かっていて申し込んだかというと、ゲーテの試験は語学コース受講後半年以内は割引が適用されるからです。2017年9月の語学コースを受講し、2018年3月の試験を受けた、というわけです。また、ベルリン自由大学を志望する際、留学生に求められているレベルがB2だったということも大きいです。(必要不可欠ではありません)

秋にはいよいよ交換留学が始まりました。そこで早速ベルリンのゲーテで再チャレンジしたところ無事に合格し、今に至ります。

今後の目標はC1です!留学最終期、あるいは帰国後の挑戦になると思いますが、達成できたらいいなあ…!

 

留学後追記

2019年

夏:ゲーテのC1を取得

 

さいごに

ずいぶん長くなってしまいました。が、これでもまだ内容を削った方です。というのも、この時点でのドイツ語能力はこの程度だったとか、この分野が苦手だったとか、この文法に感動したとか、こんな参考書を使ったとか、こんなやり方で実力が伸びたとか…は全て割愛したからです。長くなりすぎてしまう!!!笑

資格の対策法や、おすすめ教材などは、また別の記事でゆっくり書けたらいいなと思います。どんなことでも書ける気がします。

 

今回は、私がドイツ語を学習する中で、様々な資格試験や大会に挑戦してきたことを書きました。

ですが、「そもそもドイツ語をやること、こんなに打ち込むことに意味や有用性はあるのか」という観点からこの記事を読むと、私は一体何に向かっているのかと思われるかもしれません。その一つの答えとして、自分の過去ツイートを引用します。

これがドイツ語だってフランス語だって、他の学問だって、趣味だって関係ないんです。私は、私が楽しめることをします。もちろん困難は沢山ありますし、最初に書いた通り実力不足を痛感することもあります。ただ、それらも含めて全部楽しんでいる自分がいます。楽しさを原動力に突き進んでこられたから、私はドイツ語が好きです。

 

 

一昨日ブログを始めてから、これが3つ目の記事です。私は、自分が思っていたよりもずっと文章を書くことが好きなようです。苦もなく、止まることもなく、すらすらと言葉が出てくることに、ただただ驚いています。また、それだけ残したい内容、伝えたい経験が自分の中にあることにも気付けました。それだけで、例え自己満足でも充分な喜びがあります。これは自分のための行為です。そんな行為が、誰かの役に立ったり、誰かを元気付けるだなんてことができたら、贅沢すぎる!!!そう思います。

そんな贅沢な喜びも噛み締められるように、次からは有益な情報を発信する記事が書けたらいいなと思います。

 

 

読んでくださって、ありがとうございました!

ドイツも日本も寒いですね。

風邪をひかないように、体調管理には気をつけましょう!

 

あおいひぇん

あおいひぇん🇩🇪 (@aoichen_berlin) | Twitter

 

 

自己紹介 

こんにちは、あおいひぇんです!

昨日、初めての記事を投稿したところ、想像を上回るアクセス数を記録して舞い上がっています!正確なPV数や人気記事を解析するために、早速Googleアナリティクスを埋め込んでみました。

 

さて、今回は自己紹介を書きたいと思います。

私自身、自分がどういう存在なのかを整理したかったのが1つ。

もう1つは、私の人物像が分かった方が、親しみを持って読んでいただけるかなと思ったからです!

海外に進出する人が増えつつある昨今でも、「留学生」と聞くとまるで特別で優秀な一部の限られた集団なのではないかと思う方もいると思います。

事実、私がそうでした。昔から海外への高い意識があったとはとても言えず、現に私は大学2年生になるまでまさか自分が留学をするなんて思ってもいませんでした。

そんな私の話を聞いて、留学をもっと身近に感じてくれる人が増えたら嬉しいです!

 

基本情報

日本人 日本生まれの日本育ち

1998年生まれの20歳

石川県金沢市出身 18歳で上京

慶應義塾大学文学部 独文学専攻所属の3年生

ベルリン自由大学に交換留学中(2018年9月〜)

 

性格

私は本名もあおい(葵)といいます。

太陽を向く向日葵のように、いつも明るく前向きなところが長所だと思っています。

常に楽しいことを探し、なければ自分で生み出せるようにしています。物事を選択する基準はいつも、「楽しいかどうか」です。

人とお話をすることが好きです。輪の中で話を聞いてもらうのも、誰かを盛り上げることも好きです。皆に笑ってもらいたい気持ちが強く、そのために一人でこっそり研究することもあります。笑 

お世話やきで少々お節介なところもありますが、おかげで男女問わず友人から頼られることが多く、嬉しく思っています。

完璧主義の割には実力が不十分で、負けず嫌いの割には怠け者です。細かい作業をすること、日々何かを継続することが苦手です。ただ、好きなことへの集中力は強く、それが自分に合ったものなら要領よく力を伸ばせます。

 

「自己肯定感」という言葉を耳にすることが多くなりました。

私は、我ながら自己肯定感が高いです。正確に言えば、自己肯定感を高く持てるような生き方を心がけています。そんな私の元には、ポジティブで楽しい出来事がたくさん舞い込んで来ます。「あの子と一緒にいると何だか嬉しいことが起こる」、私はそんな存在でいたいです。私を取り囲む場が、誰かを笑顔にできる一種のパワースポットのようになればいいなと思っています。

この辺りのことは、いつかまた別の記事で書きたいと思います!

 

好きなこと、もの、趣味、特技

音楽:聴くのも歌うのも好きです!

JPopは全般聴きますが、詳しいのはボカロとアニソン。ニコ動は私の青春です。

幼少期はピアノを習っており、大学ではギターサークルに入りました!

歌は、中学生の時に録音の機材を親にねだり、収録し編集したものをネット上に投稿していました。要するに「歌ってみた」ですね。とっても楽しかったです。

 

演劇:これもまた、観るのも演じるのも好きです!

舞台鑑賞が好きで、ベルリンでは様々な舞台に足を運んでいます。考察が好きです。

中学では演劇部に所属し、高校では郊外の劇団に所属していました。今はベルリン自由大学のプログラムで、演劇のワークショップに参加したりしています。

最近は、アニメ風の声と演技でドイツ語の朗読をしてみました。

こんな風に、いつかドイツ語を活かして何かしてみたいなと思っています!

 

映画:気に入ったものは何度でも観て、何度でも泣きます!

物語の構成、登場人物の微細な動き、背景の情景描写、繰り返し用いられる言葉やモチーフの意味…をひたすら考察して感動するのが好きです。役者、声優、監督などへの関心が強いです。大衆向けも、マニアックなものも見ます!

 

写真:撮るのが好きです!

iPhoneを使って、いわゆる「女子大生風」「フォトジェニック」な写真を撮るのが好きです。素敵な町並み、カラフルなスイーツ、お友達の可愛い瞬間を上手に撮れると嬉しいです。また、SONYRX100を使って、壮大な建築や雄大な風景をダイナミックに写すのも好きです。これはまだまだ練習中ですが!

 

旅行:ヨーロッパ各地を回るの、楽しいです!

9月にベルリンに来てから、この4ヶ月でヨーロッパ内のあちこちの都市を回りました。ヨーロッパ内の移動はお手軽で、日本で国内旅行をする感覚で国外にいけます。また、宿、交通手段を上手く使えばとてもお得な旅ができます。旅行のコツをまとめた記事は絶対書きますね!

その国の人々、言語、歴史、建築、食事、様々な文化に触れるのは興味深く、毎度多くの発見があります。これまでの旅行の記録は、Twitterに  #aoichen_reise というハッシュタグ付きで載せています!

 

ゲーム:今はあまりできなくて寂しいです。

物心ついた時から、ゲームは常に私のそばにありました。お父さんに感謝です。アクションやパズル等もよくやりましたが、一番熱中していたのはRPGです。ドラゴンクエストファイナルファンタジーなしには私の人生は語れません。せっかく今はドイツにいるので、ヨーロッパ用のDSとドイツ語版ソフトを購入しようと思っています!が、夢中になりすぎると自分でもよく分かっているので手を出せません…笑

 

アニメ:これもまた、今は時間がなくてあまり観られていません。

ですが、ドイツ人に人気な作品は一通り観ているので、彼らとはよく盛り上がります。可愛い女の子が沢山登場するものは、アクション、ギャグ、日常、なんでも好きです。声優さんも好きです。ちなみに、留学前、慶應ドイツ語会話の授業では、プリキュアのプレゼンをしました。

 

可愛いもの:ピンク、うさぎ、ねこ、花、リボン、レース、お姫様…こういったもの全般が好きです。とは言っても、個人的なこだわりは沢山ありますが!基本的に、服装や持ち物はこの手のもので固めています。

アイドルが好きで、日本にいた頃は地下アイドルのライブに通って認知してもらっていました。推しがとっても可愛いのです。

サンリオピューロランドが大好きで、ピューロアンバサダーに登録しています。

  

美味しいもの:そりゃ皆そうだ!というつっこみを待っています。

石川県民、金沢市民として、魚介類が大好きです。お刺身の盛り合わせが食べたくて仕方ありません。ベルリンでもお寿司は食べられますが、地元が一番です。

お肉はどの部位も好きです。ホルモンには目がありません!

ラーメンが好きです。上京して初めて家系と二郎系を知って、感動しました。

野菜は昔あまり食べなかった反動で、今は大好きです。ドイツではスーパーの食材が安くて嬉しいです!お料理も少しずつするようになりました。何を作るときもみりんを入れます。

甘いものが好きで、辛いもの、熱いものは苦手です。玉ねぎは食べられません。

 

SNS:貴重な留学の時間、やり過ぎないようにしようと常々心がけています。

主に使用しているのは、頻度順でLINE, Twitter, Instagram, WhatsApp, Messenger, Facebook, ...です。

今はこのTwitterでよく情報発信をしています!(詳しくは前回の記事

twitter.com

 

これまでのバイト

高校時代 :近所の歯科医院の受付

大学入学後:居酒屋のホール

      家庭教師

留学中:  アニメイベント内のメイド喫茶にてメイド(いつか詳しく書きます!)

      言語学実験の被験者

 

ドイツ語歴

約2年半(2018年12月現在)

ゲーテ・インスティトゥート の検定試験 B2取得(2018年11月)

 

まとめ

思いついたことを一通り書いてみました。好きなものやバイトについては、今後も随時更新していきます!この記事で、私のことが僅かでも伝わったら嬉しいです。

そして、次に書きたい記事が決まりました!ずばり、「私とドイツ語」

大学入学時にドイツ語を第二外国語として選択してから今に至るまで、どのような段階を経たのかを書こうと思います。

私についての記事をいくつか書いた後は、留学を志す方の力になれるような具体的な情報を発信していきます!

 

 

読んでくださってありがとうございました!

 

あおいひぇん

あおいひぇん🇩🇪 (@aoichen_berlin) | Twitter

 

 

ブログを開設しました!

皆さんはじめまして、こんにちは!

あおいひぇんです!

私は現在20歳、慶應義塾大学の3年生です。

2018年9月から、ドイツのベルリン自由大学で交換留学をしています。

 

普段はこちらのTwitterで、ドイツ留学に関する情報発信をしています!

twitter.com

 主な発信内容はこちら!

  • ドイツ生活全般のエピソード
  • 種々の手続きの解説
  • 便利なドイツ語単語、フレーズの紹介
  • ドイツおよびヨーロッパ各地の旅行の記録
  • お得情報
  • 自分の作品
  • 自分の価値観

 

このアカウントを作成してから約4ヶ月、おかげさまで沢山の方にツイートを読んでいただけるようになりました。ドイツ留学を志す学生からは日々質問が届くようになり、彼らの役に立てることを心から光栄に感じています。

また、嬉しいことに、「あおいひぇんさんの発信に勇気付けられた」、「発信を楽しみにしています!」といった声も多くいただけるようになりました。

 

 

今回ブログを開設する理由は、以下の3つです。

  1. 発信情報をまとめたい

  2. 多く語りたい

  3. 自分の軌跡を残したい

1つ目。上述の通り、私はTwitterで多岐に渡る情報を発信しています。それらに関する質問をいただくことも多くなりました。しかしながら、ツイートが時系列に並ぶTwitterにおいて、肝心の情報に即座にアクセスすることは困難です。ツイートのジャンル分けをすべくハッシュタグも利用していますが、ブログのカテゴリ機能を使う方が良いという結論に達しました。

 

2つ目。文字数制限のあるTwitterでは、必要な情報を絞り込む必要があります。その度に、詳細な説明や私の感じたことその他は割愛せざるを得ませんでした。結果として、多くの方に見ていただける(バズる)ことはあっても、「まだまだ伝えたりないのに」と不完全燃焼を感じるようになりました。

「もっと丁寧な発信をして誰かの役に立ちたい」、という気持ちはもちろん有りますが、それ以上に「私が日々感じている1つ1つを文字数制限で縛りたくない」という葛藤が、この決意を後押ししました。140字以内でしか物事を考えられなくなることを恐れ、140字以内で収めることを常に意識してしまう思考から脱したかったのです。

 

3つ目。私が今留学できているのは、家族をはじめ沢山の方々の支えがあってこそです。それに報いるべく、日々様々なことに挑戦し力を伸ばしています。私1人では決して得られなかったこの貴重な時間は、私の一生の糧になると確信しています。

その結果、「この留学の記録、成果を1つの形にして一覧できる媒体が欲しい!」と思うようになりました。

 

 

私は、

文章を綴ることが好きです。

日々の感情を言語化することが好きです。

良いと思ったものを、誰かに全力で伝えることが好きです。

自分はこういう存在なんだ、と表現することが好きです。

 

 

このブログを訪れてくれたあなたのお役に立てる発信ができればいいなと思います。

 

どうぞ、よろしくお願いします!

 

 

2018年12月26日

あおいひぇん

あおいひぇん🇩🇪 (@aoichen_berlin) | Twitter

 


追記:次は自己紹介の記事を書こうと思います!